『遙かなる時空の中で5』幕末の異世界と現代を守るために命を削る
2011年2月にPSPで発売された『遥かなる時空の中で5』は、声優を総入れ替えしています。
遙か1~4まですべて同じ声優を起用していたため、シリーズを継続してプレイしていた
ユーザーに大きな衝撃を与えた作品でもあります。
主人公は時空を超えるために自分の命を削ることになります。
黒船来航後の幕末をモチーフにしているため、歴史上の有名人物がたくさん登場します。
イベント内容に関するネタバレは一切ありませんが、主人公の性格について少し触れています。
ストーリー
主人公は幼馴染たちと飛行機に乗っていたのですが、誰かに呼ばれて異世界に時空越えをします。
異世界で過ごすうちに、異世界と現代の2つの世界が危機に瀕していることを知った主人公は、
世界を救うために命を削って時空を超え、戦うことになります。
作品の特徴
声優総入れ替えで、今までの遙かシリーズとは違った魅力があります。
一方で長年シリーズをプレイしてきた方の中には、声優変更がショックのあまりプレイしても楽しめなかったという人もいます。
ゲームとしての完成度は他のレーベルから見ると及第点ですが、遙かシリーズの出来としては賛否両論があります。
ユーザーの中で高評価と低評価の真っ二つに分かれています。
高評価を出している人は主人公の性格に好意的で、低評価を出している人は性格に否定的な意見が多くあります。
主人公の性格をどのように捉えるかで、楽しめるか否かが決まります。
シナリオについては、「キャラは魅力的だけど、展開が早すぎてついていけなかった」という声もあります。。
育成とRPG要素があるため、基本的にRPG系のゲームをしないユーザーにとっては、戦闘システムなどの操作が難しかったようです。
キャラクター
・主人公(デフォルト名あり)
箱入りのお嬢様で天然+おっとり系。海外留学していたため、日本の歴史に疎い。幕末の歴史もあまり詳しくない。
選択肢によって性格変化はあるものの、基本は良い子で優等生タイプ。(この点が人によって好みの分かれる原因だった模様)
・桐生瞬(きりゅうしゅん)
主人公と兄弟同然に育った元は拾われっこ。保護者的立場のクールビューティ系。
・坂本龍馬(さかもとりょうま)
明るくて飄々としている。変わり者扱いされている。
・チナミ
若いけど考え方は古風で恋愛沙汰についても疎い。頭が硬い。
・沖田総司(おきたそうじ)
お人形さんのようで命令されるがままに動く。いつも曖昧に笑っている。
・小松帯刀(こまつたてわき)
理想と現実の間で苦悩している。人のことを掌の上で転がすのが好き。
・福地桜智(ふくちおうち)
気だるげでとにかく艶っぽい。主人公に対しては挙動不審なストーカー。
・アーネスト・サトウ
王子様のような風貌で女性の扱いにも長けている。笑顔でさらりと嫌味を言う。
・高杉晋作(たかすぎしんさく)
序盤は主人公と敵対している。威風堂々を絵に描いたような人物。
・八雲都(やくもみやこ)
主人公を溺愛するいとこ。誰よりもイケメンなのに黒龍の神子で女の子。
システム
・戦闘システム
ターン性でコマンド選択型。条件を満たせば強力な連鎖術を放つことができます。
戦闘に勝利すれば仲間との絆が上昇。
武器を強化して強くしていく必要があります。敵を弱点属性で倒し、武器に封印していけば強化できます(武器封印)
・マップ移動
「時空の砂時計」というアイテムが存在し、それで時空移動を行います。
異世界と現代を行き来しながら、怨霊退治やイベントを発生させることになります。
異世界では、イベント発生に伴い砂時計の砂が落ちます。すべて落ち切ると現代へ戻されてしまいます。
時空移動には主人公の「命のかけら」を消費します。これがゼロになるとゲームオーバーです。
攻略方法
絆の数値を上げながら、条件を満たして恋愛イベントを起こします。(戦闘で絆は簡単に上昇します)
ただし、心の結晶を入手しないと恋愛EDに必要な絆を得られないため、入手するタイミングを逃さないようにしましょう。
人物情報で攻略ヒントが見られるので、難易度は高くありません。
スチル
遙かシリーズでは、シリーズが進むにつれてスチルはきれいになっています。
今作のスチルはきれいですし、淡くて優しい色使いも健在で透明感があります。
スチルの糖度はキャラによって異なりますが、密着度の高いものからニンマリなシチュエーションが盛りだくさんです。
糖度
遙かシリーズは世間一般の乙女ゲームよりも糖度が低めです。
遙か5の糖度はシリーズ内では高めなのですが、他社作品タイトルと比較したら物足りない感じです。
主人公に対する好感度が初期からみんな高いため、逆ハーレムっぽさはあります。
おすすめ!
【無料アプリ】人気スマホゲームおすすめランキング! - ゲームプレイ日記