ゲーム攻略 WORLD

主にスマホアプリゲームの攻略をしていきます。

『死神と少女』美しい言の葉で描かれる幻想物語

 

死神と少女

死神と少女

 

 

2011年7月末にTAKUYOから発売された『死神と少女』は、PSPのソフトです。

ギャグテイストの強いTAKUYOさんでは珍しいタイプのゲームで、ダークファンタジー色が強くなっています。

乙女ゲームとしての糖度は期待せず、ノベルゲームだと思ってプレイしたほうが楽しめます。

少しだけキャラクターについてネタバレ含みます。

 

 

ストーリー


ここではないどこかの国にいる美しい少女は兄の未発表小説を楽しみにしていました。
それは死神と少女が世界一美しい言葉を探す旅に出る物語でした。
ある日、少女は記憶喪失の死神を名乗る男性に出会い、そこから死神と少女の物語が始まります。

 

作品の特徴


ダークファンタジー色の強い作品で、読んでいるうちに現実と幻想の狭間を行ったり来たりします。
プレイした方たちの多くは「乙女ゲームとはなんか違う」と感想を述べています。
張り巡らされた伏線はきれいに回収できるため、真相を見つけていくのが楽しい物語となっています。
読み物としての評価は高めの作品ですが、 糖度控えめで純愛とも言い難く万人受けする内容ではありません。
登場人物は、ほとんどが癖あり人物ですが萌える要素も。
主人公は1人の登場人物として考えたほうが楽しめる作品となっています。自己投影型のプレイヤーには向かないタイプの主人公と言えます。
ジャンルは恋愛テイストのあるサウンドノベルです。「言の葉」が物語の重要なキーワードになっています。
内容は明るくないのですが、キャラ同士の掛け合いシーンはTAKUYOさんらしさがあって楽しめます。
ハマる人はどっぷり、受け付けない人はとことん無理といった感じです。

 

キャラクター


・主人公(デフォルト名あり、名前のみ変換可能)
お嬢様で癖が強く、我も強い。異常に仲の良い兄がいる。
一見普通のきれいなお嬢さんですが、実は精神的に病んでいる。

・蒼(あお)
死神を名乗る青年で、他のことは一切覚えていない。主人公と言葉探しをすることになる。

・遠野遠矢(とおのとおや)

作家で、妹である主人公を溺愛している。

・日生光(ひなせみつる)

欠点の見当たらない人物で、主人公のことを「お嬢」と呼ぶ。

・桐島七葵(きりしまななき)
堅物で近寄りがたいオーラを放つ剣道部の青年。

・千代(ちよ)
不思議な雰囲気の青年で空気が読めない。

・夏目悠希(なつめゆうき)
端正な顔立ちで女生徒に人気。主人公のことは毛嫌いしている様子。
※残念ながら攻略できません

・宮沢夏帆(みやざわかほ)
主人公以外に友人がいない少女。はっきりした性格。

 

主人公について

 

1人のキャラクターとして描かれているため、主人公に感情移入するタイプのプレイヤーとは相性が悪いです。

主人公のキャラクターに寛大で、小説を読むのが好きなプレイヤーはさほど問題がないと思われます。

 

システム


・言の葉システム

ゲーム中で自動的に言の葉が登録されていきます。組み合わせでキャラの好感度が高い状態にもできます。
言の葉を使わないと見られないシナリオがあります。
しかし、言の葉の数は多いのに、使用しても追加されるシナリオは少ないようで
メインシステムのはずがおまけ要素っぽいとの声もあります。

 

・攻略法

オムニバス形式で章ごとに区切られます。選択肢を選ぶことでルートが分岐していきます。
どれを選んでも好感度アップのサインがないため、好感度が上がっているのかは確認できませんが、
攻略したいキャラクター寄りに進めていけばなんとかなります。
攻略規制はありませんが、公式からおすすめの攻略順が出ています。(日生→桐島→十夜→蒼)

 

・選択肢ジャンプ

選択肢までスキップできる機能です。

 

・章飛ばし
最後まで読んだ章は飛ばすことができますが、その章で得られるはずだった好感度や攻略フラグはカウントされません。

 

スチルと糖度


スチルはきれいですが、甘々とはちょっと違う感じです。幸せなスチルもあります。
シナリオはいいのに欲しいところにスチルがないという声も見かけます。
キャラによって糖度に差があるものの、全体的に低めです。

 

 

おすすめ!

【無料アプリ】人気スマホゲームおすすめランキング! - ゲームプレイ日記